ままはだ~素肌にやさしく、ありのままで~

自分のため、そして誰かのため。毎日を一生懸命に
過ごすママやプレママ、働く女性たちを応援します。


2016.12. 8

フランス女性はすっぴん命!?キレイな素肌を保つスキンケア事情

A10_01_a.jpg

いつも自然体でチャーミングなフランス女性。イキイキと生きる姿は、素肌のままでも若々しい印象を与えます。そんな彼女達がキレイな肌を保つために実践しているこだわりや習慣とは? 2001年よりフランスに在住、現地でエステティシャンとして活躍するヴァン・デック詩帆さんに解説していただきます。

フランス女性の理想は「健康」な肌! 素肌へのこだわり

A10_01_b.jpg

パリの街でほとんど見かけることがない、こってりメイクの女性。多くのフランス女性は毎日を素肌で過ごします。朝の洗顔後は保湿ケアやUVケアのみ、あるいはマスカラと口紅程度のごく軽いポイントメイクにとどめる人が多数派です。自然体でいることを愛するフランス人は素肌を好む人が多く、年齢を重ねると多少のシミやしわができるのは自然のことと受け入れて、あまり細かい点まで気にしたり、メイクで隠そうとしません。

フランス女性に美しい肌の条件を聞くと、シミやしわがないことではなく、「顔色が良いこと」という答えが返ってきます。顔色が良いとは、肌が健康な状態で血行が良いということ。元気がないくすんだ肌は老けた印象を与え、弾力や透明感がある健康な肌は若々しい印象を与えます。堂々と素顔で過ごすことができるのも健康な肌だからこそ。そのために彼女たちは、「肌を清潔に保ち、しっかり保湿をする」基本ケアを大切にしています。

キレイなすっぴん肌を維持するための5つの習慣

■その1.ふきとり洗顔で一日の汚れをオフ

日中を過ごした肌は、メイクや皮脂、ほこり、花粉などの汚れが付着しており、毎日きちんと汚れを取り除き、肌を清潔に保つことが大切です。フランスでは汚れを洗い流さずにふき取る洗顔が主流。フランスの水道水は硬水でカルキが多く含まれるため、肌荒れや乾燥を引き起こす原因になり、洗い流す洗顔にあまり適していないのです。クレンジング剤をコットンにたっぷり含ませるか手に取って顔に塗布し、メイクの汚れや皮脂とよくなじませた後、コットンでそっとやさしくふき取ります。

■その2.保湿はとにかく欠かさない

A10_01_c.jpg

湿度が低く外気が乾燥しやすいフランスでは、油断するとすぐに肌がカサカサに。フランスでは乾燥肌には2種類あるとされていて、油分不足がまねく乾燥肌と、油分があってもまるで砂漠のように干上がった水分不足の肌に区別されますが、私の働くエステサロンのお客さまの悩みで多いのが、後者の干上がった肌をなんとかしたいというもの。エステでの施術以外にも、ミストタイプの湧水でこまめに水分補給をするのが習慣です。赤ちゃんから大人まで安心して使えるミストタイプの湧水は、どの家庭でも常備しているほど身近な存在。ふきとり洗顔のクレンジング剤を拭き取ったり、洗顔やシャワー後に水道水に含まれるカルキを洗い流したり、プレ化粧水として洗顔後の肌をやわらげて潤いを与えたり、日やけして火照った肌を鎮静したりとさまざまな用途で使われます。また、スキンケアの最後には乳液よりも保湿力の高いクリームやオイルを塗って、肌の水分にフタをして、潤いを逃さないようにケアするなど、日頃から「保湿」の意識が高いです。

■その3:栄養バランスのとれた食事

ヨーロッパ最大の農業国フランスのマルシェでは豊富な食材が並び、フランス女性は普段から新鮮な野菜やフルーツをたくさん食べて積極的にビタミンを摂り、バランスの摂れた食生活をしています。体内をきれいにする食材として日本のコンニャクやワカメが注目されており、パスタの代替品としてコンニャクパスタや、ワカメとオリーブのペースト、肉の代わりに豆腐を代用したした豆腐のプロヴァンス風ガレットなど、フランス風にアレンジした料理がスーパーなどで売られています。 。

■その4.バカンスと太陽が大好き! でも「UVケア」の意識には変化が

A10_01_d.jpg

秋冬の日照時間が少ないため、フランス人は日光浴が大好き。多くの人が夏は太陽を求めて海辺で数週間のバカンスを過ごします。このように日やけした肌を好むフランス人ですが、近頃では紫外線による皮膚ガンや肌へのダメージの危険性が懸念されるようになり、SPF値やPA値の高い日やけ止めを塗って、紫外線からしっかり肌を守りつつ、適度な日やけを楽しむように変わってきました。ここ数年、お客さまからエステの後に日やけ止めを塗ってほしいと頼まれることも多くなり、海や山だけでなく日常の紫外線にも気をつけるように意識が変わってきたのを感じます。紫外線による日やけに代わり、サンレスタンニング剤を使用して日やけ肌を演出する人も増えています。

■その5.こまめなセルフケア。時にはご褒美エステで気持ちもアップ!

フランス女性はホームケアとしてゴマージュと呼ばれる角質ケアを定期的に行い、ターンオーバーの妨げになる不要な角質や毛穴の汚れを取り除きます。また、フランスに来て驚いたのが、フランスのエステサロンには必ず「肌の汚れを落とすトリートメント」があり、セルフケアで除ききれない毛穴の汚れや角栓を取り除くケアを定期的に受けることが、ごく普通だということ。こまめなセルフケアと定期的なエステのダブルのケアで、より清潔でトラブルの少ない健康的な肌を保つよう努めているのです。

肌は生き方や心を映し出す鏡。きれいな素肌をつくるための基本のスキンケアと食生活で、時には大好きな日やけを楽しんだり、シミやしわも個性として受け入れる。そんなフランス女性の飾らないシンプルな生き方が、彼女たちの健康的な素顔に反映されているのだと思います。

【取材協力】

A10_01_e.jpg

ヴァン・デック詩帆さん

フランスのエステティック・コスメティック国家資格をもつエステティシャン。パリ7区でサロンCHICHI(シシィ)を運営。フランスの美容事情に精通し、パリジェンヌから学ぶ、最新の美容情報をパリから発信中。パリとブリュッセルに在住し、ヨーロッパのライフスタイルにも詳しい。

【ピックアップアイテム】

肌本来の機能をすこやかに保つフランスの湧水をボトリングした顔・ボディ用ミスト

>ターマルウォーター

うるおいつづく乳液タイプの無色の敏感肌にも使える日やけ止め・化粧下地<SPF50/PA++++>

>UVイデア XL

おすすめ記事