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2016.4.22

花粉症が原因かも!?
皮膚科医が教える!春の肌トラブル対策

今や"国民病"ともいうべき「花粉症」。目のかゆみや、鼻のムズムズで春の訪れを感じる人も多いのではないでしょうか。そんなあなたは、同時に「肌荒れ」にも悩まされていませんか?実は花粉症は、肌にも症状が出るのです!季節の変わり目だからと決めつけて間違ったスキンケアを試すと、逆効果になることも......。

そこで今回は、高輪皮膚科クリニックの医院長である蘇原しのぶ先生に、花粉による肌トラブルと、その対策について教えてもらいました。

気付いていない人が多い!
「春の肌トラブル=花粉皮膚炎」の可能性

「目だけ鼻だけというように、花粉が体の一部のみを攻撃することはありません。花粉は"飛んでいる"ので、全身に付着します。とくに顔は服を着ていないので直接花粉がつき、実は症状が出やすい部分。具体的にはこの時期に肌がかゆくなる、乾燥やヒリヒリ感、炎症を起こして赤くなるといった症状が出る方は、花粉が大きな原因と考えられるでしょう」と蘇原先生。

鼻や目は、くしゃみや涙が出るなど、花粉を排除しようとする症状が出るのでわかりやすいですが、肌は体調や生活習慣などでもトラブルが起きるので、花粉が原因だとは気付かない人が多いのだそう。

さらに、「アトピーや敏感肌の方はとくに影響を受けやすいですね。健康でも皮膚が乾燥していて潤いが足りないときは症状が出やすくなるので要注意です」というように、春先に洗顔や保湿をきちんとしていても肌の調子が悪い場合、「花粉による肌荒れ」を疑ってみてもいいかもしれませんね。

室内での対策がカギ!
花粉による肌トラブル(花粉皮膚炎)を防ぐ方法

では、花粉による肌トラブルを防ぐためには、どんな対策をしたらよいのでしょうか?外出時にマスクや眼鏡をするのは基本ですが、家に"いかに花粉を持ち込まないようにするか"も重要だと蘇原先生はいいます。お家で実践したい花粉症対策をご紹介します。

●コートや帽子は家に入る前に脱ぐ

「外を歩いたら花粉は頭からつま先まで全身に付着するので、家に入る前に脱げるものは脱いでしまいましょう。玄関にコートかけを用意して、家族の習慣にしてしまうと良いですね。なかなか洗えない靴やカバンは、ブラシでササッとはらってください」

●帰宅後、できるだけ早く洗顔する

「とにかく顔についた花粉を一刻も早く洗い流すことが大事。花粉症時期は帰宅後すぐに洗顔するように心がけましょう。ただし皮膚をこすらないように注意してくださいね。髪も毎日洗い、どうしても無理なときはブラシで髪をとく、それだけでも有効です」

●洗濯&布団は乾燥機か室内干しにする

「天気がいいとつい外に干したくなりますが、この時期は少し我慢。布団など、どうしても干したいときは取り込むときによくはたき、掃除機をかけてください」

●朝一番に掃除機をかける

「花粉はサイズが大きいので下に落ちる性質があります。夜積もった花粉が舞わないうちに朝、掃除機をかけるのはとくにおすすめです。ただし掃除機から出た排気で花粉を舞い上げてしまっては意味が無いので、掃除機を掛ける前にお掃除シートなどで軽く拭くといいですね。その後、水拭きもできれば完璧です!毛やニットなどの素材は花粉がつきやすいので、絨毯やぬいぐるみ、クッションにもかけるといいでしょう」

●メイク直しは花粉を落としてから!

「花粉が肌に付いた上からメイクを直すと肌トラブルにつながってしまいます。理想は洗顔してファンデーションを付け直すことですが、難しい場合は拭き取り式のクレンジングで花粉を落としてからお直しする方法がおすすめです。時間がないときはブラシで花粉を落とすだけでも効果的。ほこりや排気ガスなどと混ざると花粉による肌トラブルはさらに悪化する場合もあるので、PM2.5などの環境汚染物質から肌を守る効能があるファンデーションやBBクリームを塗るのもおすすめですよ」

症状が出てしまったときのセルフケア

花粉による肌トラブルが起きてしまったら、とにかく早めにケアすること! とはいえ、間違った方法では症状が悪化するだけですよね。自分でもできる、正しいケア方法を教えてもらいました。

「まずは保湿。手軽にできる応急処置としては、皮膚を刺激から保護してくれる低刺激な保湿剤を使用することをおすすめします。花粉皮膚炎を起こしてしまった肌は"火事"が起きている状態なので、冷たいタオルで冷やすのも効果的。洗顔も、熱いお湯は皮膚の油分を奪ってしまうのでぬるま湯で洗いましょう。
また、スキンケアアイテムを変えることで肌の調子を上げようとする方がいますが、炎症があるときに新しいアイテムを試すと、肌はそれを"敵"とみなして症状が悪化する恐れがあるのでむやみに変えないのが得策です」

シンプルなケアを心掛け、刺激を与えないようにするのがポイント。スキンケアアイテムは、肌の調子が悪いときでも安心して使えるものを1本持っておくと安心です。ただし症状が改善しない場合は、早めに病院に行くことをおすすめします。

ぽかぽか陽気が気持ちいいおでかけシーズンに、肌荒れで落ち込んでいるなんてもったいない! 花粉による肌トラブルは最小限に抑えて、春を思いっきり満喫しましょう。

【取材協力】

蘇原しのぶ  高輪皮膚科・形成外科院長

栃木県生まれ。医学部卒業後、北里大学皮膚科、総合病院、白斑専門の病院、新宿皮フ科副院長勤務を経て2015年9月より、泉岳寺駅前の高輪皮膚科・形成外科院長。保険診療ではできない治療~美容診療まであらゆる皮膚病を解決できる病院を実現。皮膚科・皮膚外科歴12年。皮膚科診療全般を得意としている。現在はAll Aboutで「美と健康」のガイドを務めるほか、テレビや雑誌でも活躍中。

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